製品紹介

排気系部品

世界中の大手自動車メーカーと取引を結び、人気車種の部品の生産を受け持っているのが荒川工業です。
エンジン、ミッション、トランスファ、アクスル、サスペンションなど、どれをとっても「走る」「曲がる」「止まる」といった車の生命線を担う大切な部品ばかりです。

エキゾーストマニホールド

各シリンダーの独立した排気ポートを集合させる部品 排気干渉や逆流がなく脈動効果による吸出しを効果的に行うような工夫がされている。

コンテナキャタライザ

触媒を収める筒状の部品。
排気ガス中の大気汚染物質を化学反応により、無害な成分に変化させるもの。

フランジNo.2

触媒コンバータとエキゾーストパイプの連結管。
O2センサやEGRバルブが取付けられ、環境に悪影響が出ないように配慮されている。

ベアリングハウジング(Bearing Housing)

軸受、シール機構を内蔵し、タービンハウジング、コンプレッサーハウジングの中央で両ハウジングを結合し、支える部品。

可変(Variable Geometry)ターボチャージャ(Turbo Charger)

現在ガソリンエンジンはダウンサイジングと直噴ターボが注目されています。ターボチャージャの働きは、エンジンの排気ガスでタービンを回し、それに直結したコンプレッサホイールが回転し、その遠心効果により空気の圧縮で過給圧を発生させています。したがって、タービンと同軸のコンプレッサが空気を吸入すると同時に圧縮し、その密度の濃い酸素を含んだ空気がインタークーラ、サージタンクを介して、燃焼室に入り燃料の噴射で着火しパワーを出します。いったんターボが効いてくると、排気ガスの圧力は一段と強力となり、さらに、濃い空気を送り込むことになりエンジンパワーは上昇します。

なお、可変(Variable Geometry)ターボチャージャ(Turbo Charger)では、排気タービンの回転をコントロールし吸入空気量を最適に制御します。ノズルコントロールのモータ駆動化(排気圧力を低減できる電動アクチュエータ)で、より精密な空気量制御を可能としています。

可変ノズルターボ(かへんノズルターボ、Variable Nozzle Turbo: VNT)とは、ターボチャージャーの一種で、エンジンの回転数に応じて排気タービンのタービンブレードの開口面積を変化させることで排気ガスの流量を制御し、加給効果を高めるものである。近年は排気側だけでなくコンプレッサー(吸気)側の空気の流量を制御できるVG/VD(Variable Diffuser)ターボチャージャーも開発されている。
なおメーカーによって複数の名称や商標がある。